最適な塾はフィーリングで

 確かに中学受験において第一志望に合格できることは、全ての保護者の望みでしょう。しかし現実は厳しいもので、実際第一志望に合格できるのは、わずか20%だと言われています。つまり残りの8割の子どもは、第一志望を諦めるしかなかったわけです。それでもその子どもたちはベストを尽くし、青春を味わいました。中学受験を振り返って、何となく満足した気分に浸れているのであれば、一種の成功と言っても良いのではないでしょうか。自分に合った塾を選択出来た後は、運命を天に任せましょう。その塾に通っても合格できないのであれば、それは天が味方しなかったからなのです。  最近の塾は、当然最近の傾向に合わせた指導法、カリキュラムを展開しています。数年後、十数年後には、また新たな特徴が露になるでしょう。筆者がここでアドバイスしていることも、すぐに過去のものとなってしまいます。その時は、遠慮なく考え方を更新して下さい。ただ、具体的なアドバイスを除けば、塾の本質も伝授しているつもりです。この本質は、数年、十数年経っても、変わらずあり続けるものです。それは、「中学受験とは何か」という問題にリンクしており、日本社会の未来を占う上でも避けて通れない問題です。中学受験した子どもたちの多くが、この国の将来のリーダーとなるわけですから、我々は中学受験を真剣に見直す必要があります。塾や予備校が蓄えてきたノウハウも大事ですが、社会設計との関係を踏まえて、受験文化自体を問い直さなければなりません。

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