カリキュラムの実際

塾のカリキュラムについて、具体的に見ていくことにしましょう。ある塾では、基本テキストを作成し、それを基盤にして授業を進めます。宿題として、別途専用のテキストを作り、それを毎回提出させます。この宿題用のテキストは授業の復習になっており、家庭で授業の内容を定着させられる仕組みとなっています。問題はレベル別に分かれており、子どもの能力に応じて講師が問題を選択します。また、これらに加えて、ドリルが課されることもあります。ドリルは計算問題や漢字問題が中核で、毎日の勉強に負担の掛からない程度の量となっています。それでも日々解き続ければ、相当の量になるように計算されています。

 宿題は講師に提出して終わるわけではありません。そこから講師が細かくチェックして、子どもの理解度をきちんと把握します。その上で、塾内でその情報が共有され、最適な方針が決定されるのです。カリキュラムは授業、宿題の他に、小テストも重要な位置を占めています。小テストは1週間に1度行われるため、塾も、子ども本人も、現在の学力レベルを簡単に知ることが出来ます。小テストは家庭学習の成果ともいえるものですから、家庭でさぼっている子どもは結果を出すことが出来ません。その場合は、塾から指導されることになります。

 こうしたテストの結果は集積され、いわゆるクラス分けに活用されます。ハイレベルのクラスに入ると、応用問題が課されますし、基礎クラスでは、相応の問題が出されます。小テストは講師が採点することもありますが、基本的には子ども自身が採点します。そうすることで、逸早く自分の何が足りないのかが分かるのです。

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