大手有名塾とは
大手有名塾といえば立派な折り込みチラシや豪華な資料が用意され、行き届いた対応の大手有名塾だととても魅力的に思えます。
ある有名塾ではどこの教室でも同じ好印象の対応を命じられているところもあり、とてもイメージを大切にしているようです。
受講側にしてみれば授業内容の方に時間を掛けてもらいたいところですね。
しかし、有名塾はそこまで受講者獲得に力を入れているのです。
教育分野の求人広告雑誌を見てみると、有名大手塾の求人を目にすることがあります。見てみると時給だけでなく学生・未経験者歓迎と書かれていることがあります。そこで集めた資料を合わせてみると高額な望んだ有名大手塾の内容と合うでしょうか。
悩ましいのは受講側だけではありません。講師側も同じなのです。
求人広告にもあるように、アルバイト講師は時給2千円以上が相場です。
しかし講師のボランティアとして、授業の準備や色々な報告書の作成だけでなく研修や会議もあり、生徒の補習や自習を見なくてはならないのが現状なのです。
生徒の自習や補習だけでなく質問や相談の予約もあるので、授業が始まる1~2時間前に出社しなくてはならないこともあります。
また、授業後も、翌日の授業の準備や生徒の追試や補習も対応します。
しかし驚くことに、時給が発生するのは講義の時間のみのところが多いのです。
平らにすれば決して高収入とは言えない中で、プライベートな時間を削られても講師は頑張っているのです。
熱意と責任感を持ち生徒の面倒を見ているので、体力と精神力を持続し続けるのは限界があるのです。
もちろん全ての大手有名進学塾が行っていることではありません。良い待遇の塾もありますが、そのような塾の講師募集広告は新聞の求人広告欄に掲載され、採用基準も非常に高いようです。
この点も十分見極めてみてください。